番外地映画劇場

映画を中心とした自由なブログです。

南極大陸を除き、新型コロナウィルス感染者が続出している時に観る「復活の日」1980年【前編】【番外地日劇】


復活の日
 アマゾンプライムビデオ

 

 

2020.3.7

このブログを書いている時の世間の状況

中国からの新型コロナウィルスの世界的な蔓延

南極大陸を除き、感染者が続出

未だ、ウィルスの全貌が不明

ワクチンもない。

日本国内だけではなく海外でも非常事態宣言

医療崩壊の可能性

 

似たようなSF映画が、昔、あったと思い、「復活の日」を思い出した。

さらに、HDDレコーダーに保存してあったことも、思い出し多数の映画から探し出して鑑賞した。数年前に放送されたBSフジの「角川映画劇場」という番組だった。

原作 小松左京 

製作 角川春樹(本人も出演) 監督 深作欣二 撮影 木村大作

 3人とも強烈なメンバーです。  

 深作作品は大好きですが、個人的には大作映画はいまいちなような気がします。撮影の木村大作作品は、「八甲田山」とか過酷な映画ばかり。

 テーマソングは当時、よくラジオで流れていたジャニス・イアン 

 主役は草刈正雄だけど、ジョージ・ケネディー、ロバート・ボーングレン・フォードチャック・コナーズ、ヘンリー・シルバと地味だけど70年代ハリウッドパニック映画のオールスターキャストみたいな雰囲気。日本の俳優だけでも緒形拳渡瀬恒彦夏八木勲、多岐川裕美が出ている。さらに出番は少ないが、深作作品なので千葉真一小林稔侍や、今や千葉県知事の森田健作まで出ている。

 役者の凄さだけではなく、本物の潜水艦や「南極物語」より前に南極ロケまでしている。

こんな映画、日本映画でなくても、やりすぎのような気もするのだが、いまでは考えられないスケールの映画だ。それで、内容が傑作ならいうことはないが・・・。

 つづく(敬称絡)